スナック大宮お客さんインタビュー#16

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写真:東京・中野にある中華の名店「蔡菜食堂」にて。夕食をご一緒しながら話を伺いました

 スナック大宮には毎回20人前後のお客さんが来てくれます。主催者の僕は全員と少しずつおしゃべりさせてもらうことにしていますが、中にはいい意味で気になる人もいます。この人、どうしてスナック大宮に来てくれたんだろう。楽しんでくれているのかな。今後のスナック大宮の参考にもしたいので、ちゃんと聞いてみたいと思います。

 企業で研究職をしているNさんは僕と同い年の既婚男性。博士号を持っているバリバリの理系です。数学というか算数が苦手な僕はそれだけで憧れてしまいます。夕食をご一緒しながらお話を伺うことにしました。

 

――去年の夏にお越しいただいたのが初めてでしたね。スナック大宮を知ったきっかけから教えてください。

 ヤフーニュース個人での大宮さんの連載を読んだのがきっかけです。婚活に関して、僕が思っていたことを言葉にしてくれていると感じました。ちなみに、ヤフーでは他に篠田博之さんや西川伸一さんのコラムが好きです。ロジカルで理路整然としているところが自分に合っているのかもしれません。大宮さんはロジカルではないけれど(笑)、理解しやすい文章だなと思っています。同い年なので勝手な親近感もありました。

――微妙な誉め方をしていただき光栄です(笑)。スナック大宮に参加したいと思った理由は何ですか?

 飲み友達が欲しかったからです。家で飲むこともあるけれど、子どももいるので妻と2人だけでゆっくり飲むことはできません。僕は行動力は「中の上」だと自覚しているので、メルマガに登録したりスナック大宮に参加したりすることにハードルはありませんでした。

――参加した感想はいかがでしょうか。

 男女問わず、既婚者同士のほうが話は合いやすいなと感じています。でも、恋愛などに関していろんな立場の人から話が聞けるのは面白いですね。新宿でのモテに関するトークショーも拝聴しましたが、その後で「モテたい既婚おじさん」に対する独身女性の意見を聞くことができました。もてあそばれるのは困る、と言っていましたよ。

――僕も同じことを真顔で言われました(笑)。本音のぶつかり合いができて良かったと思います。Nさんはフラットで話しやすい雰囲気なので会社などでも飲み友だちはいるのではないですか

 はい。会社の人とも飲みに行きます。それはそれで楽しいけれど、「同じ会社だから仲良くできているのでは?」と不安に感じることもあります。実の子だから親に愛されているのでは?という疑念と同じですね。僕は出世願望はないのですが承認欲求は強いのだと思います。利害関係のないスナック大宮で仲良く飲める仲間ができて、たまに褒められたりしたら嬉しいですよ。

――やっぱりモテたいですか?

 そうですね。でも、女性からだけでなく男性からもまんべんなくモテたいです。

――僕と同じぐらい貪欲だな(笑)。今後のスナック大宮に何か要望があれば教えてください。

 既婚者部会を開いてくれたらぜひ参加します。あと、トークショーをまた開催してほしいです。「既婚者なのにモテたい」といった少しタブーとされているテーマでもトークショーなら切り込めますよね。楽しみにしています。

 

 理学博士のNさんから「まんべんなくモテたい」と聞いたとき、僕もNさんに親近感を覚えました。モテという言葉が軽すぎるならば、「人はみな個として認められたい」ということではないでしょうか。仕事でも同じですね。自分の強みや弱みをちゃんと考えたうえで指名してもらったら、ギャラなどはあまり考慮せずに120%のパワーではり切ってしまいますよ。スナック大宮も、お互いを個として認め合えるような大人同士の場にしていきたいと思います。

著者プロフィール

大宮 冬洋
大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも月に一度は西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。平日の半分ほどは東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
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