晩婚さん、いらっしゃい!#49

207_SB_晩婚さん、いらっしゃい!

 35歳以上で結婚した新婚さんにして晩婚さんを訪ね歩く連載です。今回は、自他ともに認める「こじらせ男子」が登場。親からの期待を過剰に意識して、収入や社会的なステータスに固執してしまい、自分自身の幸せを見失っていたと振り返ってくれました。そんな彼を救ってくれたのは一人の女性だったのです。相手を選ぶのではなく、選んでもらって幸せになった彼の話を聞いて、田辺聖子氏の文章を思い出しました。

<男が「えらぶのはオレだ」なんて思い上がっているから、カスをつかむのだ。ヤル気もなくワガママで無能で薄情な女を、猫をかぶっているとも知らず、えらんでしまうのだ。男は思い上がりを捨て、「イイ女にえらばれよう」という謙虚な気持ちをもつべきである。男の子の親たるもの、リッパな、よくできた女の子に、かわいがられるような男の子に育てるべきである。東大を出たって、かわいげのない男の子には、「ヤル気」のある女は寄ってこないのだ。男のかわいげが、男の持参金といってもいいのだ。>(『おせいさんの団子鼻』)

著者プロフィール

大宮 冬洋
大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも月に一度は西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。平日の半分ほどは東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
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