ポートレート大宮 ~自分の知らない自分の良さを気づくお手伝い~

今の自分を、プロの写真とインタビューで「棚卸し」してみませんか?

担当ライターより

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こんにちは。大宮です。僕はライターとして他人のお話を聞くのが仕事ですが、逆に取材をしてもらうことも少なくありません。インタビューをされたり写真を撮ってもらったり。自分を客観的に見つめ直すのにとてもいい機会です。「もっと謙虚になろう」とか「もう少しやせようかな」と反省材料にできることもあります。

一方で、「プロはすごいな。ありがたい」とも思うんです。光の当て方や顔の角度次第で、人物写真は凛々しくなったり柔らかい印象になったりします。加工や修正なんて必要ありません。リラックスした表情で上手に撮ってもらうと、我ながら「いい顔しているな」と感じることもあります。

インタビューも同じです。誰とどんな話をするかで、自分のどの部分が表に出るかは大きく変化するのではないでしょうか。信頼できる人の前で、感謝の気持ちを忘れずに前向きに話せたとき、自分の中の「良きもの」が出てくるのがわかります。それは自分のすべてではありませんが、間違いなく自分の一部なのです。

この「ポートレート大宮」は、プロのカメラマンと編集者、ライター(僕ですけど)があなたの良さを引き出します。あえて「自信がないところ」を聞くこともありますが、目的はあくまで「今のあなたが持っている良いところにスポットライトを当てる」ことです。

後日にお送りするポートレート写真とインタビュー原稿はあなただけのものです。今というかけがえのない瞬間を切り取ります。一生の記念になるはずです。写真と文章は、婚活や転職用だけでなく、SNSなどのプロフィール欄にもご自由にお使いください。明るい気持ちで自信を持って前に進むきっかけになるかもしれません。毎年の誕生月に利用したり、ご両親など大切な方へのプレゼントにしたり。便利に使っていただけたら嬉しいです。

担当カメラマンより

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はじめまして。馬場敬子と申します。私は2人の息子を育てているシングルマザーです。「いいお母さんになりたい」と思って仕事と育児の両立を頑張って来ましたが、息子たちはどんどん大きくなり、自分の世界を持ち始めています。私が撮影で出かけると「好きなだけゲームができる!」と喜ぶぐらいです(笑)。

息子たちはやがて私から離れていくのでしょう。それが自然だと思います。将来、彼らの負担にはなりたくありません。私自身のこれからの生き方を前向きに模索しているところです。

仕事では料理カメラマンとして長く働いてきましたが、年齢を重ねるごとに、人を撮ることへの関心が強くなって来ました。人と会話をして、一歩踏み込んで相手を知ることがすごく面白いのです。

私はカメラマンなので、撮ることは知ることです。どこで誰と話しながら撮られるのかで、その人の表情や印象は大きく変わると実感しています。例えば、左上の写真は、ライティングは私ですが、次男にシャッターを切ってもらいました。私は1人で鏡に向かうときでもこんなに柔らかい表情はできません。もっと緊張した怖い顔になってしまいます。

「ポートレート大宮」で私と大宮さんにいろいろ話を聞かせてください。自分の話をしながら写真を撮られるのは、「今の自分を知る」きっかけになるでしょう。そのお手伝いを私たちにやらせてもらえたら幸いです。

<馬場敬子プロフィール>

1974年生まれ。18才で長崎県平戸から福岡県博多に出て、突然写真に目覚める。短大を受け、合格。苦学生を経て集英社の撮影スタジオに入社。仕事の合間にフリーのカメラマンのアシスタントをし、独立を目指す。料理カメラマンの今清水隆宏氏に師事。独立後、料理撮影をメインに、人物、料理、風景を撮影。雑誌を中心に、単行本、webや広告の撮影などを手がける。料理ユニット「Soup Caravan」を結成し、『マルベジドリンク』、『マルベジデリ』を出版。上級心理カウンセラー。

担当編集者

<担当編集者・渋谷公平プロフィール>

1963年、北海道函館生まれ。現在も出版社勤務で、新規開発担当の編集長を務めている。ライター大宮とは、最初期から仕事をした編集者の一人。現職での仕事の接点がないが、「大宮くんとどうしても一緒に仕事がしたい!」ということで、本事業に参画。

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商品情報

商品内容 大宮と馬場によるインタビューと撮影
所要時間 80分間
成果物 ご本人のお話と大宮のコメント(メッセージ)を1000字程度。馬場がセレクトしたモノクロ写真(ご希望であればカラー写真も)は、15カット以上をデータで、1カットはプリントでお渡しします。
成果物のイメージは下のサンプルをご参照下さい。
料金 税込み55000円。リピーター割引制度あり。詳しくはお問い合わせください。

※ポートレート大宮は2018年7月にスタートした完全予約制のサービスです。主に東京・神楽坂で行っています。ご希望の方は、こちらのお問い合わせフォームよりご希望の日時などをお知らせください。折り返し大宮よりお返事します。また、こちらの専用メルマガにご登録いただければポートレート大宮に関する最新情報をメールで配信します。

※2019年9月より、法人(店舗も含む)向けのサービスも開始しました。ご興味のある方は、こちらの専用ページをご覧いただけると幸いです。

※2020年4月より、公式インスタグラムを始めました。カメラマン馬場の写真をご堪能ください。ページはこちらです。

※ポートレート大宮の最新情報はこちらでアップしています。

成果物のサンプル(髙柳さん)

髙柳さんのお話

 40歳ぐらいから、頭の中のことを言葉に変換できるようになりました。思いついたことをノートに書いたりスマホにメモしたりしています。それまではモヤモヤしたものを表現できなかったので黙っていました(笑)。

 私たちは大人に雑に育てられた世代です。必死で働いて育ててくれた両親を否定しているわけではないし感謝もしているけれど、大人とまともに対話した記憶がありません。放置されて育ったのです。子どもは視野が狭いので、周囲の大人にゆるく導いてほしかったなと思います。

 だから、30歳のとき、母親から「あなたは何がしたいの?」と聞かれてびっくりしました。あなたが今さら私にそれを聞く?と思いましたね(笑)。仕事はやってきたし、雑貨などに興味を持ったことはありますが、自分が本当の本当に何をしたいのかを考えたことはありませんでした。流されるように生きていました。

 自分を表現することの大切さに気づいたのは、35歳ぐらいのときです。当時、姉の子どもたちがシュタイナー教育の学校で学んでいました。芝居や音楽などで自己表現することに重きを置いた教育で、観に行くと子どもたちがものすごく輝いて見えたんです。まぶしい!と思いました。そして、自分も表現をしていいのだと気づきました。

 最近は、カッコつけず他人と比較せずに、何でもいろいろ実践することを心がけています。文章を書くのは全然得意ではないけれど、教育や年金をテーマにして地域紙に記事を20本ぐらい書きました。

 私たちの世代は型にはめられる教育を受けて育ちました。でも、これからの日本社会は従来のやり方では成り立ちません。少子高齢化で年金制度が破たんすることは誰もが指摘するところです。でも、それが「国難」だとは私は思いません。今までの仕組みに無理があるのならば、別のやり方でみんなでセーフティネットを作ればいいと思います。お年寄りも含めて、それぞれができることはあるのです。

 現実は見るけれど絶望しない。自分も、子どもたちも、型にはめない。もっと素直に、優しく生きる。それが今後の私のテーマです。

ライター大宮より髙柳さんへ

 僕は髙柳さんのように「以前はモヤモヤを解消できなかったけれど、今は自分を客観視しながら前向きに生きている」人が好きです。正直で、知的で、人間らしい態度だと思うからです。

 生まれてから一度も深く悩んだり自己嫌悪したことがないような人がたまにいますが、なんだか薄っぺらく嘘くさく感じてしまいます。僕自身がかなりウジウジした人生を送って来たほうなので、明るいだけの人を見ると「お前も悩めよ」と八つ当たりしたくなるのかもしれません。

 一方で、僕たちぐらいの年齢になっても後ろ向きだったり、コンプレックスを自覚できずに害毒を吐き出しているような人も困りますよね。悩みや悲しみは何らかの形で言葉にしないと客観視も解消もできないと思います。今からでもいい大人になるために、髙柳さんの指摘する「対話」や「表現」は必要なのです。それに目覚めた髙柳さんは蝶のように自由に美しく羽ばたけると思います。35歳までは、きっと蛹の時期だったのでしょう。

 これからの社会は国の制度や仕組みに頼り過ぎず、みんなでセーフティネットを作れば良い、という提案にも共感しました。僕も同窓会やご近所仲間などのゆるいコミュニティを作るのが大好きだからです。いろんなつながりを大事にしていれば、何かあっても少しずつ助け合うことができると感じています。ちなみに、ポートレート大宮も不定期で「同窓会」をやっています。ご案内しますので、お時間があるときにご参加くださいね。

カメラマン馬場の撮影後記

 素直な笑顔がとても素敵です。安心感を覚えます。左側のお顔は冷静さを感じますが、正面のお顔では感情が現れていて、両方をバランスよく持っていらっしゃるのかなと思いました。色んな角度で撮ってみた結果、立体的な髙柳さんが撮れた気がしたので多めにデータをお渡ししたいと思います。印象的なのは、「意思の強さを感じる眼」、「向き合って、物事をしっかり考える雰囲気」、「フラットな思考」です。

エディター渋谷の取材後記

 私は失礼ながら、ファイナンシャルプランナーというのは、いかに利益を最大化するかを考える仕事で、その職業の方は、そういう内向きのベクトルの志向をするような気がしていました。

 しかし高柳さんはその逆で、外向きかつ公共的な思考の方でした。話を伺っていて、我々3人ともとても良き「気」をいただいた思いがして、お帰りになった後、ポートレート大宮の2020年が高柳さんで始まって良かったね、という話になりました。

 この先、文章を書いて世の中に出す機会が増えていきそうな高柳さん。我々も文章を書いたり写真を撮っているわけですが、この仕事は「選択肢」「セカンドオピニオン」を増やしていくことなのかな、と思うことがあります。こういう見方もあるよ、こういう見え方もあるよ、に触れる機会が多くなったら、きっと視野と自由度が広がりますよね。お子さんの短期転校というアイデアもそうですが、高柳さんが文章でもぜひ、そんな他のファイナンシャルプランナーが提示しないような選択肢を見せてくれたらいいな、と思いました。

髙柳さんよりご感想

 インタビューも楽しかったですが、大宮さん、馬場さん、渋谷さんからのメッセージがとっても嬉しく、心に染み入りました。笑顔の写真を選んでいただきましたので、なるべく疲れをためこみすぎず、これからも笑顔でいられるように環境を整えようと思いました。写真データもたくさんいただき、大変満足しております。3年後ぐらいに、またお願いできたらなあと考えております。

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