6年ほど前から定期的に野菜を送ってくれている友人農家が長野県佐久穂町にいます。GoldenGreenという農場を経営している在賀さん夫妻です。僕たち顧客はゲストルームに泊めてもらうこともできるので、毎年のように遊びに行っています。高気密高断熱の素敵な家、薪ストーブ、賢くて愛嬌たっぷりの飼い犬、厳選のワイン、自家製の料理、地域の人たちやお店との交流、フレキシブルな働き方、東京との距離感……。地方で楽しく暮らすための知恵が詰まっているような夫婦なのです。野菜を受け取るたび、農場に訪れるたびに勉強になっています。
今回は初めて5月に訪問。標高1000メートル以上の高地なので、なんと桜が咲いていました(上の写真)。すべての花が一気に咲き乱れる季節なのだそうです。散歩道も飲食も「美しい…」とため息が出るような旅でした。
なお、僕が愛する「サンヨネ」(愛知県東三河地方のみに展開するローカルスーパー)が佐久穂町が属する南佐久郡に農産物などを買い付けに行っているようです。確かに、サンヨネには北八ヶ岳産の「ポッポ牛乳」が並んでいる! 勝手に絆を感じています。
スーパーつながりで、長野ローカルの「ツルヤ」を見学。特に野菜と果物売り場がすごいと思いました。プライベートブランド「ツルヤオリジナル」のジャムを買って帰りましたが、ちょっと嫉妬を感じるほど高品質。今朝は、りんご多めの「りんごバター」をトーストに塗って食べました。朝から幸せです。ツルヤ、いいですね!
著者プロフィール
- 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。
<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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コメント
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コメント (2)
ご無沙汰しています。ワタシも年明けの農閑期、在賀さんのところに遊びに行く予定です。目的の半分以上は「おいしいワインを一緒に飲む」ですが、きたやつハムのおみやげ、ワタシも次回は買い物リストに入れておきます〜ヽ(´ー`)ノ
>AKさん
コメントありがとうございます。GG仲間ですね~。きたやつハム、おすすめです!