35歳以上で結婚した晩婚さんを訪ね歩く連載です。40歳を過ぎたあたりから、「もう結婚しなくてもいいかな」と「ずっと独身はやっぱり寂しいな」という2つの気持ちが入り混じると思います。居心地の良くない相手と無理に結婚する必要はないけれど、出会ったり仲良くなったりするためには楽しみながら「無理」をする必要がある、と僕は取材を通して感じています。
婚活パーティーなどに自ら参加する行動力の他に、「誘われやすい人」でいることが大事はないでしょうか。声をかけてもらったら早めに感じ良く返事をする、当日は機嫌よく振る舞う、終わった後は誘ってくれた人や幹事にお礼メールをする。社会人としての基本ですよね。それを守っていると、何かで欠員が生じたときに「あの人を誘ったらすぐに出欠の返事をくれるだろう。来てくれたら楽しくなる」と思い出してもらいやすくなり、結果として良質な出会いも増えていきます。今回は、友人づてのホームパーティーに参加して伴侶を見つけた40代女性にお話を聞きました。記事はこちらからどうぞ。
著者プロフィール
- 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。
<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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