お見合いおじさんを細々と続けている僕ですが、男女の出会いは地元・学校・仕事・趣味の4大つながりが基本かつ自然だと思っています。コツは、我ながら輝いている(いた)と思うコミュニティでの人間関係を大切すること。僕の場合は、幼稚園から大学までを振り返ると、最も居心地が良くて楽しかったのは大学時代です。気の合う人に出会うことも多かったように思います。で、大学の同級生と再婚して、今のところ愉快に暮らしています。
会社も同じです。いろいろ不満はあっても、基本的には勤務先の会社と業務が好きだという人は、同僚や取引先との恋愛や結婚の可能性を閉じるべきではないと思います。夢中で働いている人の姿は美しいものなので、働く場の異性からも「素敵だな」と思われている確率が高いからです。
日経BP社のWEBサイト「日経BizCOLLEGE」の連載「仕事恋愛の理論と実践」は、そんな気持ちで3年間も続けています。今月に公開した第80回と第81回をあわせてどうぞ。
著者プロフィール
- 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。
<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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