「ポートレート大宮」レポートその5

木村さん

モデル:Kさん、撮影:馬場敬子

 1日3名様限定のポートレート大宮。インタビューと写真で、その人の「いま」を美しく切り取って保存するサービスです。先月は、横浜市在住の素敵な女性が来てくれました。成果物(原稿と写真)だけでなく、ポートレート大宮の1時間半をとても楽しんでくれたようです。よかった……。感想文と写真の掲載許可をいただいたのでレポートします。

<楽しい時間をありがとうございました。想像どおり、大宮様は聡明なお話し振りでした。馬場様、渋谷様とも、もし学生時代にお会いできていたら、仲良しになれたかも、なんて勝手に思いました。馬場様、お美しい…次の節目にも、ぜひお会いできたらと思っています。できれば、みなさんのお仕事についてお話を聞きたいです。
 成果物は、夫も「いいじゃん!」と喜んでいます。あの日あの時の自分を、プロの手によってこんなに素敵な形にしてもらって、しみじみと感激しています。写真でも文章でも、自分のことを他者に表現してもらうことによって、少し、自分のことが好きになったかもしれません。これからの課題は「積み重ね」と「笑顔」かな!>
 
 馬場さん(カメラマン)、渋谷さん(編集者)、大宮(ライター)という3人のプロが、楽しみながらも知恵を絞って、その人の良さにスポットライトを当てるのがこのサービスです。「少し、自分のことが好きになった」と言ってくれたKさんは、前向きな課題にも自ら気づいた様子。「次の節目」には輝きを増した彼女に会えると確信しています。

著者プロフィール

大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
 2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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