結婚する意思を持っている人が集まる場の中で婚活することが近道

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PhotoWedding中にスタッフのスマホで撮影してもらった中からの一枚、だそうです。大人の結婚式ですね!

 新生オネット(大宮ネットワーク。僕の独身読者同士をネットの力を借りてくっつけちゃう企画です)の成婚カップルの第4号が誕生しました。43番目の受けオネット会員である香川大輔さんと、攻めオネットから香川さんにお見合い申し込みをした女性とのカップルです。今年3月にZoomお見合いをしてから6か月間でのゴールインとなりました。喜びの声と「後輩」へのアドバイスをどうぞ。

●男性会員(受けオネット、56歳)→会員当時の記事はこちら
 結婚したくて出会いもあるのに、なぜ結婚まで結びつかないのだろうと悩み、大宮さんなら信用できると思いオネットに応募しました。当時私は少しすさんでいて、「無理だ、もうダメだ」と思い込んでいたのです。私にはマッチングアプリ等は合わないだろうと感じていたので、溺れる者は藁をもつかむ心境でした。大宮さんが藁だという意味ではありません(笑)。私のどこが良くてどこに欠点があるのか、客観的に評価して欲しいと思っていました。彼女とは仮交際の初期段階で擦れ違いが起こり、もうダメだぁ~と思っていたらマチコ先生から活を入れられて救われました。
 現役のオネット会員の方へ。ひとりでも多くの人と会ってみることが良いと思います。自分が求めているタイプとしっくり来るタイプが違っていることもあるからです。結婚する意思を持っている人が集まる場の中で婚活することが近道だと思いました。オネットはその場の一つです。困ったらマチコ先生や大宮さんも手助けしてくれます。良き人に出会ったなら、勇気をもって告白しましょう!

●女性会員(攻めオネット、49歳)
 仕事で調べ物をしていたときに夫の記事(※上記の会員プロフィール記事)を偶然見かけて、「この人とお話してみたい」と思って、攻めオネット会員になりました。かなりの長文メールを送りました。ほとんどプレゼン資料です(笑)。
 Zoomお見合い前に、どんな話題が良いのかをマチコ先生にご相談しました。「プライベート充実アピールをしすぎると、俺いらなくね?となるのでほどほどに。お互いの仕事の話(苦労も含めて)などはいいと思う」と言われて、お尋ねしてよかったなと思いました。その後、LINEでのやり取りを始めましたが些細な行き違いで終わりそうになりました。やはりマチコ先生に相談し、冷静に対応できました。直接電話で話をして、誤解が解けてお互いに謝罪。連絡方法はメールや電話、Zoomにすることにしました。
 初デートの前には、マチコ先生に「思い切りオシャレして行ってきてくださいね」と励まされ、普段着ないタイプのワンピースを買いました。夫が会いに来てくれたのが嬉しくて、待ち合わせ場所で突進して抱きついてしまいました。実際に会ったら、思ってた以上にエスコート上手な素敵な大人の男の人でした。帰り際「私は彼氏が欲しいんじゃなくて家族が欲しいのでよろしくお願いします」と、かなり押しました(笑)。私の積極性が空回りしないよう、夫がうまく受け止めてリードしてくれたと思います。夕暮れの海岸でのプロポーズは一生忘れられません。マチコ先生にご報告したところ、とても喜んでくださって、嬉しかったです。
 手に職があり、趣味も多い40代の女性は、正直、一人でも十分楽しいです。パートナーがいるほうが苦しいことだってあります。過去の私はそうでした。本当に結婚したいかどうか考えてみて、そこまでじゃないなと思ったら、無理にすることはないと思います。それでも結婚したいと思ったら、自分からも歩み寄り、思いやり、言葉にすることは大切かもしれません。夫は、「結婚はその人を一生愛する、味方になるという覚悟だ」と言いました。本当にそうだなと思います。40代の女性には、是非結婚したいと思っていてこちらにも歩み寄ってくれる余裕のある50代男性がお勧めです。

日中に婚姻届を提出し、その夜レストランにて指輪を交換したそうです。

日中に婚姻届を提出し、その夜レストランにて指輪を交換したそうです。

九十九里の海岸で自撮りしました。「受けオネットのプロフィール記事のときはひとりでしたが、今日はふたりです」(香川さん)

千葉県の九十九里海岸にて。「受けオネットのプロフィール記事のときはひとりでしたが、今日はふたりです」(香川さん)

著者プロフィール

大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
 2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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