地元の祭に参加しました(後編)

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写真:我らが厄年会。神輿の上で気合を入れるヨコタ会長を呆然と見上げているのが僕です(旗の下あたり)。

大雨の中で僕たちを撮影してくれたのは、メンバーの恵吉くんの奥さんです。感謝!

 先週の日曜日、地元・蒲郡の厄年会(前編参照)のメンバーとしてお祭りに参加しました。泣いても笑ってもこれが最後の行事です。雨だからといって逃げ出すことはできません。朝7時の準備開始から夕方まで、全身ずぶ濡れの状態で外で過ごしました。服装は、白パンとさらし、法被のみです。

 ずぶ濡れの原因は大雨だけではありません。各地域の人たちが挨拶に来てくれると、一緒に円陣を組んで「数え唄」という奉納歌?を大声で歌って踊るのですが、そのときに後輩たち(来年の厄年会)がひしゃくで水をかけてくれるのです。暑い日だったら気持ち良かったかもしれませんが、日がまったく差さない寒天の下では、震えるのを通り越して腰や膝の関節が寒さで動きにくくなりました。下手をすると低体温症になってしまいます。ある意味では前日の手筒花火(前編参照)よりも危険です…。

 クライマックスは宮入り。木の枝などでワイルドに飾りつけしたお神輿にヨコタ会長を載せ、「伊勢音頭」を大声で歌いながら神社の遥拝所へ参拝します。お神酒をもらった後、後方の三河湾に突入します。海水は雨よりも温かく、なんだか開放的な気持ちになりました。

海辺に到着。さあ、みんなで入るぞ! 足元が滑るので気をつけて…

海辺に到着。さあ、みんなで入るぞ! 足元が滑るので気をつけて…

伊勢音頭:「ヨーイサーノ」(会長)「ヨイヨーイ」(全員)「めでためでたの」(会長)「ヨイヨーイ」(全員)「若松様ヨー」(会長)「アラヨーイセー ソーコセー」…

伊勢音頭(一番):「ヨーイサーノ」(会長)「ヨイヨーイ」(全員)→「めでためでたの」(会長)「ヨイヨーイ」(全員)→「若松様ヨー」(会長)「アラヨーイセー ソーコセー」(全員)→「枝もナー栄ゆる ソーレーワナー 葉も茂るヨー」(会長)「コリャコリャヤートコセー ヨーイヤナー ハリャリャ コレハ イセー ソコー ナーンデモセー」(全員)

「おい、どこまで行く気だ?」「もちろん島まで!」

「おい、どこまで行く気だ?」「もちろん島まで!」

陸に戻ったら、本当に終わっちゃうなあ。いつまでもみんなで神輿を担いで海の中にいたい、とちょっとだけ思いました

陸に戻ったら、本当に終わっちゃうなあ。いつまでもみんなで海の中にいたい、とちょっとだけ思いました

著者プロフィール

大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
 2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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