ニッポン独身くん図鑑#31

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 仕事もちゃんとしていて、爽やかな雰囲気で感じもいい30代後半男性。出会いの場に出て来てくれればすぐにでも素敵な女性とカップルになれるのに、「人見知りなのでそういう場には出たくない。お見合いも避けたい」と断言する人っていますよね。ひとり遊びも大得意。ただし、結婚願望がないわけではありません。学生時代の友人や仕事仲間から少しずつ仲良くなって恋愛に発展するしかないのでしょうか。せめて、男女の出会いを主目的としない場所(知り合いの展示会のオープニングパーティとか?)には顔を出せばいいのにな、と思ったりします。もしもそんな男性をパーティ会場で見つけたら、独身女性としては人生最大級の勇気を振り絞ってアプローチするべきです(直接アプローチするだけでなく、パーティの主催者に気持ちを伝えて協力をお願いしましょう)。今回もそんな男性に話を聞きました。

著者プロフィール

大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
 2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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