第94回のスナック大宮を愛知・蒲郡で開催しました

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会場である「喫茶スロース」の店長・美智乃さんが黒板アートを描いてくれました。ビールとワインも美味しい!(写真もすべて美智乃さん)

 先週の土曜日(21日)に、我が地元の愛知県蒲郡市の駅前にて、スナック大宮を開催しました。初めて蒲郡で開いたのが2013年6月なので、そろそろ丸5年になるのですね。通算94回のうち、優に20回以上は蒲郡で開催しているはず。その中でも今回はお客さんの満足度が高かったと思います。最初は緊張気味だった人が少しずつ表情が柔らかくなり、途中で笑顔が見えて、最後は名残惜しそうに他の人たちと連絡先交換をしているのを見ると、「いい場を作ることができた!」と充実感を覚えるのです。
 スナック大宮だけではなく、トークイベントや各種飲み会を主催することが多い僕。今後のために「いい会にするコツ」を自問自答しながら書いておこうと思います。
(1)イベントの趣旨に本当に関心のある人だけに集まってもらい一体感を醸成する:スナック大宮の場合は、僕のメルマガ会員であることが基本なので、「大宮の文章をときどき読んでいること」という共通点があります。すると、価値観が何となく似ている人が集まりやすく、共通の話題にも事欠かないので、時間をかければ腹を割っておしゃべりできる関係になることが少なくありません。会の運営を自主的に手伝ってくれる人もいます。
(2)男女比よりもリピーター比率を重視する:主催者として最も嬉しいのは、「また来てくれた」です。前回の参加時に少しは楽しめたし今回にも期待しているという何よりの証ですよね。そういうお客さんは協力的なことが多く、初参加の方に積極的に声をかけてくれたりします。常連客がお店を支えているとよく言いますが、金銭的な面だけではなくお店の雰囲気そのものを作ってくれるからだと思います。初めて来てくれる人をリラックスして迎えるためにも、リピーター比率は5割を超えてほしいです。
(3)会場は慎重に選び、会場提供者(お店のスタッフたち)との信頼関係を大事にする:会の成否を大きく左右するのは、場の雰囲気やロケーションです。僕の場合は、ドリンクや料理もお店任せなので、ちゃんとしたお店でないとお客さん(飲み食い好きが多い)の満足度は急減してしまうでしょう。ロケーションは「便利過ぎず不便過ぎない」ことがポイントだと思っています。ターミナル駅直結のチェーン系居酒屋などだと興ざめですし、車でしか行けないような店では僕の読者はあまり来てくれないでしょう(そもそも僕が一人では行けません)。なお、気に入った場合は何度も同じ店で開催させてもらうと会場のクオリティ確保につながります。お店から気に入ってもらうためには、「ドタキャンがあった場合はこちらでお金を負担する。追加注文や食器の片づけなどを手伝う。ダラダラと延長しない」などが必要です。
(4)参加者全員と言葉を交わしつつ、自分(主催者)も大いに楽しむ:最近のスナック大宮で、「大宮さんは置物だから、会場のどこかでニコニコしていてくれるだけでいい」とお客さんから言われました。褒められているのか貶されているのか微妙な表現ですが(笑)、飲み会の本質を捉えた発言だと思います。主催者が追加注文や会計などの作業に追われ過ぎていると、慌ただしくて落ち着かない会になってしまいます。主催者がなぜか不機嫌だったりすると最悪です。主催者は、参加者全員と交流して寂しい人がいないように気を配るだけでよく、あとは自分も寛いじゃうべきなのです。楽しくなければ長続きしませんからね。
(5)去るものを追わず来るものを拒まず:参加者全員に軽く気を配ることは主催者の責任ですが、全員が毎回同じように楽しむことは不可能ですし、それを目指すべきでもないと思います。奇跡のように盛り上がったり、恋人候補と出会っちゃうようなときもあれば、「今回はあまり面白くなかった。しばらく参加するのはやめよう」と感じるときもあるでしょう。仕事や家庭で忙しく、飲み会どころではない時期もあります。気が向いたときにまた来てくれればいいのです。スナック大宮にも「3年ぶりに参加します」なんていうお客さんが少なくありません。妙に嬉しいです。なお、気楽な飲み会なので、多少のアホ言動は許容しています。緊張や興奮で不規則発言をする人っていますからね。度を超えたネガティブ発言や酒乱(めったにいませんが)、無断欠席以外は出禁にしたりはしません。できるだけ風通しのいい会にしたいと思っています。
 まだまだ書けそうですが、とりあえずこれぐらいで。来月もスナック大宮2件とトークイベント1件が決まっています。楽しみです!

拙著を買ってくれたお客さんとは、個別におしゃべりしながらサインをします!

拙著を買ってくれたお客さんとは、個別におしゃべりしながらサインをしました

帰りがけに記念撮影。いい会ができると、こんな表情になります

帰りがけに1階で記念撮影。いい会ができると、こんな表情になります

著者プロフィール

大宮 冬洋
大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも月に一度は西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。平日の半分ほどは東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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