結婚生活を継続することの難しさ

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 発売中の新刊『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)を記念して3月30日に開催したトークライブ。ボランティアスタッフの三咲さんと三條さんが動画を編集してくれました。最後を飾る4本目はこちらからどうぞ。会場からの鋭い質問に爆笑する山本さんと僕。「結婚生活を継続させる難しさ」について語りました。以下、新刊の中から関連箇所を抜き出しておきます。あわせてお楽しみください。
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 結婚には2つの面がある。オモテ面は、法律や宗教に則った社会性のある人間関係。ウラ面は善悪の概念は通用しない男女関係だ。「一生添い遂げます」と神様に誓い、親族にも祝福された直後でも、結婚相手を決定的に嫌いになってしまったり、他に愛する人ができることは起こり得る。
 ありがちな失敗は、「結婚したら相手は変わるだろう」という甘い見通しを持つことだ。成人した男女の性格や価値観は、基本的には変わらない。結婚後に意外な一面が見えることもあるが、それはむしろ本人の「地金」である。
 生活環境や立場の変化に伴って多少は心持ちや行動が変わるとしても、配偶者が希望する方向に「成長」してくれるわけではない。余裕と希望がある環境であれば短所を抑制して長所を生かすことができるが、我慢と不満だけの環境だと短所が増幅されるだけだ。
 離婚は辛い。自分も相手も傷つける。でも、まったく同じ失敗を繰り返さなければいいのだ。いつでも何回でも結婚して、幸せになることができる。人は何度でもやり直しができる。
 離婚経験者は「この人とならば結婚したい。今度は大丈夫だろう」という判断が早いと思う。離婚は極めて手痛い失敗だ。だからこそ、「どうすれば次は失敗せずに済むのか。自分が本当に幸せになるにはどんな人と一緒になるべきか」を頭ではなく全身で学ぶのである。
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著者プロフィール

大宮 冬洋
大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも月に一度は西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。平日の半分ほどは東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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