東洋経済オンラインでの「晩婚さん」連載です。すでに100人以上の晩婚さんにインタビューしていますが、「結婚の形は千差万別なんだな」と実感することができています。ほぼ単一民族の国家である日本に住んでいると、「標準家庭を実現しなくちゃいけない」という見えないプレッシャーというか、自分の中の他人の目のようなものがありますよね。でも、実際にいろんな夫婦に話を聞かせてもらうと、すべての家庭がそれぞれの偏りや悩みを抱えているのだと気づきます。それは一つの救いではないでしょうか。標準を目指さなくてもいい、結婚は選択肢の一つでいい、好きなように幸せになればいい。そんなことを自分も読者も感じられる連載にしていきたいと思っています。今回の記事はこちらです。
著者プロフィール
- 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。
<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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