昨年、地元・蒲郡の厄年会に入れてもらい、厄払いをさせてもらいました。瞳孔が開くほど怖かった手筒花火や台風でずぶぬれになりながらのお祭りは一生忘れないでしょう。先週末は、その仲間たちと「後厄旅行」を楽しみました。僕たちは竹島の八百富神社の氏子なので、弁財天のご本家?である竹生島(写真)にお参りすることに決定。琵琶湖に浮かぶ無人島です。男13人でバスを貸し切って向かいました。気心が知れた同い年の仲間なので、ほどよい一体感とバカなノリがあります。楽しかった…。みんなが撮ってグループLINEに上げてくれた写真を拝借して、簡単に振り返っておきます。
関東地方に住んでいたときは琵琶湖を身近に感じたことはなかったのですが、愛知県からは遠足気分で行ける場所なんですね。ちなみに、京都から見て「近い湖」だから琵琶湖は近江、「遠い湖」だから浜名湖は「遠江」なのだそうです。知らなかった……。遠江どころか箱根の嶮の向こう側で生まれ育った身としては不思議な気持ちになります。
あっという間の1泊2日でしたが、この年齢で利害関係抜きで付き合える男友だちがたくさんできたのはありがたいことだと改めて感じています。その絆を深める後厄旅行を企画・運営してくれたキムラくんに感謝。僕は旅行の企画はできませんが、ときどき飲み会を開いちゃおうと思っています。
著者プロフィール
- 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。
<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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