第117回のスナック大宮を東京・新宿で開催しました

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交流タイムの様子。みんな一応座れたけれど、席替えが大変でしたね。すみません! 写真:涌井香織(ル・タン)

 7月29日(月)の夜、東京・新宿でスナック大宮+トークイベントを開催。場所は舞台美術のような雰囲気の素敵なダイニングバー「ル・タン」です。お客さんを入れ過ぎてしまったのが反省点ですが、トークは過去最高の内容だったと感じています。相方の洪愛舜さんに感謝! テーマは「ご近所さん」。本ホームページからもご協力いただいた方がいると思うので、先日のメルマガで書いた内容を転載しておきます。ちょっと長いですが、よかったら読んでください。

***

先日、本メルマガで「ご近所さんは欲しいですか?」という趣旨のアンケートにご協力をお願いしました。
その結果、275人もの方にご回答いただいたのです。
ありがとうございました。

仕事仲間の洪愛舜さんが集計&分析してくれて、その結果を一昨日のスナック大宮@東京・新宿のトークイベントコーナーで報告。27人のお客さんと一緒に語り合いました。
今日はお礼を兼ねてその一部をご報告したいと思います。
なお、回答してくれた方の約6割は40代で、約7割は女性でした。本メルマガ登録者とほぼ同じ構成です。

(質問1)一緒にご飯を食べられるくらいの親しいご近所さんが徒歩圏内にいますか?
いる→30%
いない→70%

(質問2)
いないと答えた方、一緒にご飯を食べられるくらいのご近所さんがほしいですか?
ほしい→56%
別にいらない→44%

●「別にいらない」と答えた方の理由の例:
特に必要性は感じていない(多数)
近所に人があまり住んでいないため無理してまでほしくはないから(40代男性)
近所ではないが友人がいるので必要性は感じない(40代女性)
家族のことで忙しく、今は自分の友達を作る余裕がないから(40代女性)
元々は地方の出身で、地方独特の地縁や血縁に嫌悪感を抱いて高校生まで暮らしていました。大学進学とともに東京に出てはや四半世紀、近隣とのドライな関係に居心地の良さを感じているので、近所付き合いのニーズを全く感じません。むしろ忌避したい思いが強いです(40代男性)
自炊して一人で食べることが好きだから(30代男性)
仕事はお客様と一対一で密なので、とにかく自分の時間としてボーッとしたいから(50代女性)
近い所に友人をもってトラブルに巻き込まれた人が周りにいたので(50代女性)

●「ほしい」と答えた方の理由の例:
1人暮らしなので、他愛のない話が出来る人がいればいい(50代女性)
家族以外で気軽にご飯を食べに行ける存在が人生を豊かにしてくれそうだから(40代男性)
たまに孤独を感じる。みんなで予定を合わせて計画を立てる飲み会も楽しいけど、気軽に気負わず会える人がいたら楽しいと思う(30代女性)
何らかの事件事故などが起きた時の備えとしてほしい(40代男性

(質問3)「ご近所さん」がいると答えた方、どうやって知り合いになりましたか?
・子どもを通じて→22人
・元々の知人だった→16人
・近所のお店で→12人
・友人知人の紹介で→7人
・趣味やスポーツ、習い事を通じて→7人
・SNSで→3人
・町内会活動を通じて→3人
・ペットを通じて→3人
・同じマンション→3人
・ずっと地元に住んでいるから→2人

趣味や習い事の例としては、「スポーツジムで同じ時間帯に利用する方を見かけるうちに話をするようになった」(40代女性)、「英会話仲間」(40代男性)、「近所のゴルフスクールで」(40代女性)などがありました。

SNSの例として衝撃的だったのは、「婚活サイト『ゼクシィ縁結び』で知り合った人が偶然すぐ近所だった」(50代女性)という回答。
都道府県単位でならばお互いの居住地を確認した上でマッチングすることができますが、偶然にも徒歩圏内だったというのはすごいですよね。
生理的に嫌ではない相手だったら運命を感じてしまいそうです…!

「同じマンション」で心温まる例としては、「先方にお子さんが生まれて、うるさいかもと挨拶に来られてそれから」(50代女性)がありました。魚心あれば水心あり。勇気を出して挨拶をすると良い人間関係を築けるきっかけになるのだと思います。

「その他」の例として洪さんがピックアップしてくれたのは「スナック大宮@関西にて!」(40代女性)という回答。嬉しかったです。
大阪および京都で、スナック大宮を半年に一度のペースで開催を始めて早3年。常連さんもできて、とってもいい雰囲気なんです。
ご近所さんまで見つけてくれたとは…。この回答をしてくれた方、11月のスナック大宮@関西にもぜひ来てくださいね。

以上です。
トークイベントの最後で洪さんからは、
・誰もが、自分の住む街を自分で選ぶ権利がある
・自分が住む街を好きになるというのは、究極の自己肯定
というユニークな結論が飛び出しました。
大阪出身の洪さんですが、現在は旦那さんと子どもたちと一緒に東京の目黒駅前に住んでいます。とても暮らしやすいらしく、その感動を「目黒駅前新聞」
http://a-meguro-st.com/top/?page_id=29
で発信しているぐらいです。
目黒区という大きな行政区画ではなく、「目黒駅前」に愛着を覚え、ご近所さんと仲良くしているところがポイントだと僕は思います

一方で、今回のアンケートでは、「親しいご近所さんはいないし、別にいらない」という人が約半数いることが明らかになりました。
その理由も様々で、「今はいらない。いろいろ大変でご近所づきあいをしている余裕はない」「この町ではいらない。定住先が決まったらほしい」という人もいることでしょう。
僕はご近所付き合いが好きなほうで、同じマンションで気持ち良く挨拶してくれる夫婦を我が家での家飲みに誘ったりしています。
でも、そういう濃厚な付き合いを今は避けたいと思っている人もいるはず。
無理な誘い方はしちゃいけないな、と思っているところです。(終わり)

著者プロフィール

大宮 冬洋
大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも月に一度は西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。平日の半分ほどは東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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