地域で始める小さな商売 第3回 やまなみ(岐阜県飛騨市古川町)

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 ウェブマガジン「冬洋酒」では月4本、取材記事を配信しています。その連載の一つである「地域で始める小さな商売」の第3回は、飛騨市古川町で清潔でリーズナブルなゲストハウスを営むカップル(写真)を訪ねました。とてもフレンドリーな人たちで、彼氏さんのほうは近所でお好み焼き居酒屋も営んでいるので、一人で遊びに行っても寂しくなさそうです。記事の冒頭は以下の通りです。

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 地域と人との出会いは偶然によるものが大きい。そもそも人は生まれる場所を選ぶことができないので、出身地すら偶然の産物なのだ。地域と愛し愛される関係になるためには、偶然を必然にするための「思い込み」と「楽しい努力」が不可欠だと筆者は感じている。
 岐阜県の飛騨市古川町を訪れたのは、連載「できるだけ遠くの読者に会いに行く」の第3回に登場してくれた松本剛さんを訪ねるためだった。筆者が住んでいる愛知県蒲郡市からは片道3時間以上かかる。せっかくなので帰宅時間を気にせずお酒も飲みたい。飛騨古川駅の近くで宿泊する必要がある。
「わらしべ長者みたいな若者がいます。ついでに、彼の宿に泊まってください」
 本連載の取材もしたい筆者のために気配り上手の松本さんが紹介してくれたのが、宿泊先のゲストハウス「やまなみ」を経営する高原直也さん(29歳)と中村文香さん(35歳)のカップルだった。2人とも岐阜県に生まれ育ったわけではなく、数年前に広島県と京都府からそれぞれ流れるように古川町に辿りついた。

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著者プロフィール

大宮 冬洋
大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも月に一度は西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。平日の半分ほどは東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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