大宮冬洋の「常連になりたい!」 第4回 美容室「コレクションドア」(東京都小金井市本町)

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 ウェブマガジン「冬洋酒」では月4本、取材記事を配信しています。その連載の一つである「大宮冬洋の『常連になりたい!』」の第4回は、東京都小金井市にある美容室を取り上げました。写真の朗らかなお姉さん、実はすごい職人気質。安い・うまい・はやいを体現しています。ずっと通いたい美容室です。

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 友だちの友だちとは仲良くなる確率が高いのと同じく、信頼している人が愛用するお店は自分も好きになりやすいと思う。
 武蔵小金井は、東京のJR中央線沿線ではマイナーな駅だ。住民以外は降りる機会はまずないだろう。そんな駅の近くにある「コレクションドア」は、妻が学生時代から通っていた美容室。就職して東急田園都市線に引っ越してからも「浮気」はしなかったらしい。しかし、20代後半で愛知県に戻って家業に入ってからはさすがに足が遠のいていた。
 独身時代、僕は武蔵小金井駅よりは都心寄りにある西荻窪駅の周辺に長く住んでいた。髪を切っていたのも西荻内。しかし、引っ越してからも通いたいような美容院は見つからなかった。
 女性と比べると、ファッションや髪型にはあまり関心がないのが原因だと思う。髪はさっぱりして、できれば他人(特に女性)から好印象を持たれたい。短髪なので3週間に一度ぐらいはカットする。値段はリーズナブルだと助かる。男性に体を触れられるのは苦手なので、女性の美容師さんだと嬉しい。僕のこだわりはこれ以上でも以下でもない。
 僕は月に10日間ほどは東京・門前仲町に滞在して取材や打ち合わせなどを行っている。滞在期間中に髪が伸びると困っていた。門前仲町駅近くの美容室に入ったこともあるが、「また来たい」とは思えなかった。
 妻に相談したら、15年ぶりにコレクションドアを思い出したらしい。しかし、門前仲町から武蔵小金井までは1時間ほどかかる。ちょっと遠いなあ。

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著者プロフィール

大宮 冬洋
大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも月に一度は西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。平日の半分ほどは東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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