写真:今年の節分のときの写真、だそうです。家で手作りのお面を作って豆まきをしたとのこと。お面にそれぞれの人柄が出ています。
自分の周囲にいる独身者のうちで「結婚したい」という人をお世話するお見合いおじさん活動。僕の場合はオネット(大宮ネット―ワーク)と称して、お世話係のマチコ先生とイラスト担当のつぼいさんと一緒に楽しくやっています。
僕にプロフィール記事を書いてほしい人をウェブマガジンとメールマガジンで募集。希望者をZoomで面談し、ヤフーニュースで広く公開(この受けオネット会員は取材先でもあるので無料です)。その記事を読んでピンと来た人はより詳細なプロフィール記事を購入してお見合い申し込みをしてもらっています(攻めオネット会員。有料)。お見合いから婚約に至るまでは、マチコ先生が仲介しつつアドバイスもくれるので安心です。詳しい仕組みや条件はこちらをどうぞ。
さて、約1年ぶりにオネット内の成婚カップルが誕生しました。経歴も住んでいる地域もまったく異なるのに、趣味と人柄で惹かれ合って結ばれたのです。オネットならではの結婚ケースだと嬉しく思っています。 お二人にオネットの感想および使い方のコツを寄せてもらいました。
- 男性会員(受けオネット兼攻めオネット・47歳)→会員当時の記事はこちら
首都圏は婚活の競争相手が多すぎるので、僕のように年収400万円以下だったりすると条件検索ではねられてしまいがちです。周囲からは「優しい」などと言ってもらえますが、数値化できない優しさは条件にはなりません。
オネットは大宮さんが取材してくれて、人間性を重視したプロフィール記事を作っていただけるので、僕のような条件でも「いいな」と思ってくれる女性が出てくるのだと思います。オネットに登録する前から記事を読んでいて、いい仕組みだなと感じていました。
マチコ先生にも大変お世話になりました! 婚活なのでお洒落をしようと思って髪型を工夫してみたのですが、「そのヘアスタイルはよほど整えていないと女性からの評価は下がってしまいます」などと客観的に指導してもらいました。
オネットはメッセージ交換の前にZoomでお見合いできるのも利点です。LINEなどがあまり得意ではない僕もなんとか結婚にたどり着くことができました。交際中は喧嘩や揉め事はほとんどなかったので、これからも今までのように何でも話し合って解決して過ごせていけたらなあと思っています。
- 女性会員(受けオネット・41歳) →会員当時の記事はこちら
オネットには合う人と合わない人がいると思います。例えば私は名字を変えたくないといった希望がありました。ゼロではなくても少数派の男性にしか響かないと思います。その個性も含めてプロフィール記事にしてヤフーニュースで広くアピールしてくれたので彼と出会えたのだと思っています。私の記事をちゃんと読んでいる彼は、最初から「僕は次男なので名字を変えるのは大丈夫ですよ」と言ってくれていました。逆に、一般受けするような人はオネット以外の場でも相手を見つけられると思います。
マチコ先生には何でもLINEで相談しました。「彼が貯金がないと言っているんですけど!」「彼からのお菓子を母が受け取ってくれない!」などです。不妊治療についても実際のところを教えてもらいました。本当に心強かったです。
「理想の家族像」には今まで割と批判的だった私です。でも、自分自身が結婚してどう変わっていくのかを楽しみにしています。
※彼らの結婚ストーリーは東洋経済オンラインでの連載「晩婚さん、いらっしゃい!」でも読むことができます。こちらからご覧ください。
著者プロフィール
- 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。
<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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