内田樹『寝ながら学べる構造主義』など

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以下、先月分の読書録です。

〇中沢新一『100分de名著 レヴィ=ストロース』/☆内田樹『こんな日本でよかったね』/〇ウィリアム・サローヤン『僕の名はアラム』/〇海部陽介『日本人はどこから来たのか?』/〇司馬遼太郎『菜の花の沖』/☆渡邉正裕『10年後に食える仕事 食えない仕事』/〇向田邦子『思い出トランプ』/〇牧浩之『山と河が僕の仕事場』/☆平川克美『ビジネスに戦略なんていらない』/☆内田樹『寝ながら学べる構造主義』(〇は初読、☆は再読)

2月に学生時代の先輩たちと軽く飲んだとき、それぞれが読んでいる本の話になったのです。ゼミナール(法哲学や刑事政策を学んだ記憶があります)の先輩たちなので、価値観や問題意識みたいなものはけっこう似ています。「次回に集まるときは、一人では一生読めない古典をがんばって読んで感想を言い合おう」という話になったのです。言い出しっぺの僕が挙げたのが、レヴィ=ストロース『野生の思考』。じっくり読んでも半分以上は理解不能な内容です。うう、苦しい…。この本の基礎となる概念や用語を僕が知らないからだと思います。でも、遡っていろんな古典を読んでいる時間はさすがにありません。表題の入門本を読み返したりしています。読書会は今月末。なんとか読み終えたいと思います。

著者プロフィール

大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
 2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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