高野秀行『恋するソマリア』など

9784087457513

以下、先月分の読書録です。

〇向田邦子『無名仮名人名簿』/☆藤沢周平『隠し剣秋風抄』/〇磯部涼『ルポ川崎』/〇湯浅邦弘『菜根譚』/〇米山伸郎『知立国家イスラエル』/〇高野秀行『恋するソマリア』/〇ロバート・キヨサキ『金持ち父さん貧乏父さん』/☆津本陽『下天は夢か』/〇佐藤律子『頭脳派女子の婚活力』/☆大久保幸夫『仕事のための12の基礎力』/〇宮本常一『塩の道』/〇田辺聖子『愛してよろしいですか?』(〇は初読、☆は再読)

表題作は、誰も行かない(行きたくない)ところにあえて行く「辺境作家」によるルポルタージュ。その土地(今回ならソマリア)の言語を日本国内でなんとか習得するところから始め、どんどん現地に馴染んでいく、生真面目なのにどこかズレている様子にはいつも笑ってしまいます。現地の人に対する目線がとてもフラットなのはカッコいいなと思うのです。僕はソマリアにまったく関心がなかったのですが、著者のコミカルで知的な文章を読むだけでも十分に楽しめました。

著者プロフィール

大宮 冬洋
大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも月に一度は西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。平日の半分ほどは東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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