自分の歩んできた人生を振り返ってみたくなる(「40歳」感想文⑤)

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写真:購入者特典のハガキ「大宮冬洋と歩く蒲郡」より  

 昨年末にリリースした自主企画の電子書籍『40歳は不惑ですか、惑ですか』。購入者から寄せられた嬉しい感想文をご許可をいただいたうえで少しずつ公開しています。第5弾は、40代前半のシングルマザーからの感想文。自分に引き寄せながら読んでくれたことが伝わって来て、とても嬉しく感じました。
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 大宮さん、第1章でぶっちゃっけすぎじゃないですか⁈ 今の奥様との関係や仕事の状態がいいからこそ、ここまで語れるんだろうなあ、と思いますが。ライター業という、私には全く知らない世界を少し覗いてしまった気になりました。これからの目標や方向性も明確で、ちょっぴり羨ましいです。
 第2章のインタビューも自分と同じ年齢の方の人生を覗かせてもらい、いろいろ考えさせられました。大宮さんの知り合いだから当然でしょうけど、皆さん意識が高い方ばかりで…。個人的には、20人目の道下さんの話がストンと共感できました。私は高卒で働き始めて、大学生活に憧れを持ちながら目の前の選択肢を直感で選んできたら今こうなってた。という状態です。キャリアを考えるなんてそんな余裕はなかったし、子供はどんどん大きくなるし、少し余裕が出る頃に元夫とうまく行かなくなるし(笑)…って自分の事はいいんですけど。自分の歩んできた人生を振り返ってみたくなりますね。この皆さんの10年後も追跡インタビューしてほしいです。

著者プロフィール

大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
 2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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