司馬遼太郎『街道をゆく29 秋田県散歩、飛騨紀行』など

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以下、先月分の読書録です。

〇NPO法人三方よし研究所『近江商人ものしり帖』/〇掟ポルシェ『男の!ヤバすぎバイト列伝』/〇島地勝彦『知る悲しみ』/〇竹熊健太郎『フリーランス、40歳の壁』/〇長尾和宏『病気の9割は歩くだけで治る!』/〇雨宮処凛『非正規・単身・アラフォー女性』/☆岡本太郎『自分の中に毒を持て』/☆司馬遼太郎『街道をゆく1 湖西のみち、甲州街道、長州路ほか』/〇司馬遼太郎『街道をゆく29 秋田県散歩、飛騨紀行』/〇大山旬『一生使える服選びの法則』(〇は初読、☆は再読)

国内旅行をする機会を利用して、全国各地の歴史を少しでも知りたいと思っています。でも、僕の知力では専門書は読破できません。そこで重宝しているのが、司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズ。博学の国民作家である著者が主観を交えながら各地の歴史を楽しく語ってくれています。今月は近江と飛騨を旅したので、該当する巻を持参して移動中に読みました。飛騨のことは、あまりに山奥なので歴史的に「孤絶」されてきたと書きつつ、次のように評価しています。
<山国で、高冷で、生産性がひくかったればこそ、文化が沈殿し、いい酒のように熟成されたのである。いま飛騨はかえって新鮮なのではあるまいか。>
この文章が書かれたのは今から30年以上前ですが、「飛騨はかえって新鮮」という言葉は重みを増して来ているような気がします。豊かな森林を持つ工業国である日本で、飛騨の匠に代表される木工が新たに注目される可能性が高いと思うからです。今回の旅行では「FabCafeHida」という斬新な施設も見学させてもらい、飛騨への関心が高まりました。

著者プロフィール

大宮 冬洋
大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも月に一度は西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。平日の半分ほどは東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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