できるだけ遠くの読者に会いに行く 第4回 在賀耕平さん&季代さん(長野県南佐久郡佐久穂町)

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  ウェブマガジン「冬洋酒」では月4本、取材記事を配信しています。その連載の一つである「できるだけ遠くの読者に会いに行く」の第4回は、長野県の佐久穂町で直販農家を営んでいる在賀夫妻を訪ねました。上の写真の後方で優しく微笑んでいる美男美女です。僕が「猫かわいがり」しているのは夫妻の愛犬であるハルくん。いい家族だな~。記事の冒頭は以下の通りです。
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 この文章を書いている時点で、本ウェブマガジンの読者は77人。そのうちで、僕が住んでいる愛知県蒲郡市からも仕事場がある東京都江東区からも遠い土地にお住まいの読者に会いに行って語り合うのが本連載だ。
 ただし、「大宮さんの文章は読むだけでOK。会いたいとは特に思わない」という方がいて当然だ。例えば、僕はサンヨネという地方スーパーで売っているプライベートブランド納豆のファンだが、生産者の人に会っても特に話すことはない。それと同じだと思うし、黙って愛読してくれることに感謝をしたい。
 一方で、読者でありながらも友人で、取材先でもあり、僕のほうも顧客であるような、公私が渾然一体とした人間関係も嫌いではない。積極的にそのような関係になるわけではないが、ご縁があって「グチャグチャ」になっていくのである。
 長野県の山奥で奥さんと一緒に直販農家を営んでいる在賀耕平さん(44歳)と知り合ったのは、お互いが20代後半の頃だった。在賀さんは都内のITベンチャーでコンサルタントとして働いていて、僕はその会社の機関誌の制作を請け負っていた。耕平さんとは何度か一緒に顧客企業の取材に行った記憶がある。
 当時の耕平さんの印象は「如才のない優秀なイケメン」に過ぎない。コンサル業界ではありがちな人物像とも言える。奥さんが銀座のダイニングバーで店長をしているという点だけが「面白いな」と感じていた。

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著者プロフィール

大宮 冬洋
大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも月に一度は西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。平日の半分ほどは東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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