池波正太郎『真田太平記』など

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 以下、先月分の読書録です。

〇川上量生『コンテンツの秘密』/〇川崎貴子『愛は技術』/☆田辺聖子『愛のレンタル』/〇村上春樹『女のいない男たち』/☆藤沢周平『刺客』/☆藤沢周平『凶刃』/☆山本周五郎『さぶ』/☆池波正太郎『真田太平記』/☆湯浅誠『反貧困』/〇工藤美代子『後妻白書』(〇は初読、☆は再読)

 冬休みには時代小説の名作を読み返したくなる人は僕だけではないはず。表題作は文庫で全12冊。大河ドラマよりも長大な真田家の物語です。「お家の継続」と「志高く生きる」の2大テーマにどう対峙するか。ファミリービジネスという観点で読んでも面白いと思います。

著者プロフィール

大宮 冬洋
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
 高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
 2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。

<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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