- 2018-7-5
- イベント(スナック大宮以外), 好きな食と酒, 美しい旅の記憶
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写真:飛騨の国府町にある「やわい屋」。トークイベントと宿泊でお世話になりました!(撮影:根木さん)
先週の木曜日と金曜日に岐阜県の飛騨地方に行きました。名古屋駅から「ワイドビューひだ」で2時間半ほど、途中からは峻険な山々の間を電車で登ることになります。「ぶらり一人旅」みたいなものが苦手な僕は、旅行には目的(会いたい人など)と頼もしい同伴者が必要です。今回は、飛騨在住の友人であるラッキョウワークスの松本さんが、新刊『人は死ぬまで結婚できる』(講談社+α新書)のトークイベントをやってくれることになりました。しかも、地元の東三河からは友人の根木さん夫妻が参加してくれることになり、怖がり&寂しがりの僕でも安心して旅することができたんです。ありがたい。以下、根木さんが撮ってくれた写真で簡単にレポートします。
1泊2日の駆け足の旅で、帰りには大雨に遭いましたが、それでも飛騨の潜在力を大いに感じました。古民家はどれも見事で、木工の技術が脈々と引き継がれているようです。それを国内外に向けて「高く売る」ことにも努力しています。その前提となるのは豊かな山森と清冽な川水の存在ですが、突破口となるのは人の力ですよね。人口規模の小さな地方であればあるほど、官民問わずに1人の人間が発揮できる影響力は大きくなる気がします。人口8万人の地方都市に住んでいる僕も実感していることです。それが地方で暮らす面白さの1つではないでしょうか。今後、ライターとしても飛騨の挑戦を見つめていきたいと思っています。
著者プロフィール
- 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。男三人兄弟の真ん中。一橋大学法学部を卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社して1年後に退社。編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターになる。
高校(武蔵境)・予備校(吉祥寺)・大学(国立)を中央線沿線で過ごし、独立後の通算8年間は中央線臭が最も濃いといわれる西荻窪で一人暮らし。新旧の個人商店が集まる町に居心地の良さを感じていた。今でも折に触れて西荻に「里帰り」している。
2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。昭和感が濃厚な黄昏の町に親しみを覚えている。月のうち数日間は東京・門前仲町に滞在し、東京原住民カルチャーを体験中。
2019年、長期連載『晩婚さんいらっしゃい!』により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。
<著書>
『30代未婚男』(リクルートワークス研究所との共著/NHK出版 生活人新書)
『ダブルキャリア』(荻野進介氏との共著/NHK出版 生活人新書)
『バブルの遺言』(廣済堂出版)
『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)
『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)
『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)
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